荒川胎内インター近くにある超人気店「荒川らーめん魂 あしら」へと取材を行いました。
美味しいラーメンが話題となり、開店前から行列を作っています。
以前は同敷地で「どさん子 荒川店」として営業をしており、どさん子売上日本一に輝く程の人気店でしたが、2013年7月にどさん子グループから独立し「あしら」として生まれ変わりました。
店主に独立するに至った経緯を伺うと
「10年以上前の事ですが、どさん子チェーンの1店として営業を続ける中、東京などでカリスマ的な人気を誇るラーメン店に憧れ、そういったお店に近づきたいと思い、一時は東京での修行も考えました。
しかし、どさん子でやっている以上、まずはどさん子で一番になり、自分に自信がついたら独立しようと決め、次のステップに移るという意味も込め昨年「荒川らーめん魂 あしら」をオープンしました。
どさん子時代に得たノウハウ、ラーメン店としての覚悟は、今も役立っており、どさん子グループに対しては感謝の気持ちで一杯です。」
とのこと。
どさん子時代からも人気の高い「味噌らーめん」は健在です。
【味噌とろ肉らーめん】
味噌らーめん以外にも、濃厚スープのつけ麺、担々麺、カレーらーめんなど豊富なラインナップが揃い、他にも定食メニュー、ミニ丼などのサイドメニュー、おつまみなどバラエティに富んだメニュー構成となっています。
【全粒粉つけ麺】
数あるサイドメニュー中でも6個260円という低価格ながら手間隙かけて作った餃子がお勧めです。
【手づくり餃子】
中の具だけでなく、皮から手作りの自家製餃子です。
皮には新潟県産の米粉を使用し、無添加味噌、きび砂糖、丸大豆醤油を用い、旨味調味料は使用していません。
「普通の餃子ですが、こだわりを持って作っており、体に優しい一品です」
という店主自慢の餃子、ぜひ一度お試し下さい。
ラーメンのスープは、動物系白湯スープと魚介スープの2種類を作っており、各種ラーメンによって配分比率を変え提供しています。
【仕込み途中の白湯スープ】
動物系の旨味を抽出しながら濃縮していきます。
【出来上ったクリーミーな白湯スープ】
タレも素材にこだわり作っています。
塩ダレは、笹川流れの塩をメインに5種の天日塩をブレンドし、貝柱、干し海老、昆布等から出汁をとっています。
【塩ダレ】
醤油ダレは5種類の醤油と大量の節を使用しています。
【醤油ダレ】
各種トッピングも質の高さが光っており、中でも2種類のチャーシューが人気です。
【肩ロースのレアチャーシュー】
【肩ロースのとろけるチャーシュー】
どさん子時代から自家製でやっている麺は、4種類を常備しています。
【味噌らーめん用の太麺】
【つけ麺用の全粒粉麺】
全粒粉を使用した太麺で、スープの馴染みなども考慮しカットの仕方にもこだわっています。
【豚骨ラーメン用の低加水極細ストレート麺】
【手打ち麺】
うどん粉を使用し、鍛えて寝かすという本場讃岐うどんの製法により作られた麺です。
これらの麺はお店の隣にある衛生管理の行き届いた製麺所にて、熟練の専任担当者により作られています。
【製麺機】
高品質の製麺機は、試作用も含め10種の切り刃を揃えており、その他、充実した設備が特徴的です。
今回は手打ち麺作りの一部を見学させてもらいました。
ミキンシング後、一晩寝かせたそぼろ状の生地を手でこねます。
一般的な製麺機での作業では、ここでローラーでの圧延を行いますが、手打ち麺作りでは、足踏みによりプレスを行い生地を鍛えていきます。
まとまった生地を半分に切り、半分ずつ鍛えていきます。
折りたたんだ生地に対し、再び足踏みを行います。
足踏み → 折りたたみ → 足踏み の作業を複数回繰り返していきます。
鍛えた生地は、一定の温度を保つ事が出来る熟成庫にて1晩寝かせた後にカットします。
そうした行程を経て出来上がったラーメンはこちら
【手打ちらーめん(醤油)】
手間隙かけて作られた手打ち麺は弾力感があり、また、喉越しが良く、そして動物系素材を使用していないという魚介系スープと醤油の風味は絶品です。
豊富なメニューを揃えながら、それぞれが高いレベルとなっており、何度行っても楽しめる「荒川らーめん魂 あしら」
たっぷりの魅力が詰まったお勧めのお店です。
荒川らーめん魂 あしらの当サイト紹介ページ
(掲載日付 2014年6月7日)