新潟市秋葉区、古津駅のすぐ近くにあるお店「八幡ラーメン」
駅の近くにあるものの、大通り沿いではない為、車で移動する方々にとっては目立たない立地となっていますが、確かな美味しさの各種メニューを提供している事で、地元の常連客だけでなく、遠方からも足を運ぶ人が多いお店です。
定番の人気メニューはこちらの一杯です。
味噌ラーメン
深みある味わいの味噌スープに多彩な種類の野菜がたっぷりとのっています。
麺は太麺と細麺が選択可能となっています。
(当サイトお勧めは太麺です)
八幡ラーメンのこだわりにせまる!
八幡ラーメンは「中華料理店」という営業スタイルを取っており、豊富なメニューを提供する中、ラーメンの各パーツを、ラーメン専門店、または、それ以上のこだわりを持って作っています。
自家製麺の製造工程に密着
麺は自家製麺を使用しています。
製麺機
数種の小麦粉をブレンドし使用しています。
太麺・細麺の2種類を作っており、それぞれ使用する小麦粉や比率を変えています。
太麺は多加水、細麺は加水率低めとなっています。
一般的な中華料理店は、ツルツルもちもちな細麺を使用しますが、あっさりスープに合わせる細麺が加水率低めな事もポイントです。
細麺は製麺機で仕上げていきますが、太麺は足踏みで鍛えています。
この様にし、水分量の多い生地をまとめあげ、もっちりとしつつもコシと弾力感ある噛み応えを実現しています。
※足踏みに使用するビニールシートや各種機材は日々洗浄、消毒等を行い衛生面にも気を使っています
足踏み後の生地を製麺機のローラーに通していきます。
ローラーの幅を徐々にせまくしていき、複数回ローラーを通す事で、厚みのある生地を徐々に薄くしていきます。
ローラーを通し巻き取られる麺帯に、上部より自動で打ち粉がふられ、生地同士の付着を防いでいます。
圧延を終えた麺帯を切り刃に通し、麺状にカットします。
こうして自家製麺が出来上がります。
こだわりのトリプルスープ
八幡ラーメンでは、豚・鶏・魚介の3種のスープを作っています。
鶏スープの仕込み
出来上がりのスープ(左:豚骨、右:鶏)
冷却するとゼリー状となっている事から、コラーゲン質が多量に含まれている事が分かります。
(豚骨は若干白濁、鶏は澄んだ清湯)
魚介出汁
3種のスープを作る事で、それぞれのラーメンに比率を変え使用する事が出来ます。
(あっさり系の醤油ラーメンには鶏・魚介メイン、味噌は豚骨、鶏、魚介のトリプルスープとするなど)
味噌ラーメンの提供作業を公開
味噌ラーメンの提供作業に密着してみたいと思います。
中華鍋にニンニク、生姜、玉ねぎを入れます。
更にキャベツ、モヤシ、ニラを投入
野菜を炒めながら、スープを注ぎ入れていきます。
魚介スープも入れます。
ここで味噌ダレをプラス
炒めた野菜を味噌を加えたスープで煮込んでいきます。
こうする事で、スープに野菜のエキスが加わり、また、野菜には出汁や味噌の旨味が絡んでいきます。
醤油ラーメン等は、タレ・スープを入れた丼に茹でた麺を入れますが、こうした野菜味噌ラーメンは、まず丼に茹でた麺を入れ、そこに鍋からまずスープを丼に注ぎ、その後に野菜をもりつけていきます。
変化系「背脂味噌」
出来上がりはこちら!
味噌ラーメン(背脂トッピング)
定番の味噌ラーメンに背脂が加わったこってりバージョンです。
スープ
通常の味噌ラーメンは、深みある旨味と適度な濃厚感で幅広い年齢層に受けそうな食べやすい仕上がりとなっていますが、背脂をプラスする事で、パンチある濃厚系味噌スープとなります。
麺
強い弾力感がある太麺です。
多加水太麺ならではのしっかりとしたコシと、ツルツルもっちりとした食感が特徴的です。
定番の味噌ラーメンに背脂を加えたインパクト満点な一杯、是非お試し下さい!
お勧めのサイドメニュー
八幡ラーメンでは、麺類とセットで注文する事で、半チャーハンをお得価格で提供しています。
今回は作り方からご紹介したいと思います。
まずは鍋に油通しをします。
玉子を投入
更にご飯、チャーシュー、調味料、そして、魚粉を入れます。
手際よく炒めていきます。
ネギも追加
そして完成
食感と味付けの良い炒飯はラーメンのお供にお勧めです。
少量の魚粉が加えられる事で、魚介感が加わった独特な味わいの炒飯を是非お試し下さい。
まとめ
新潟市秋葉区、古津駅のすぐ近くにある「八幡ラーメン」
麺・スープなど細部までこだわった一杯「味噌ラーメン」が人気のお店です。
今回ご紹介した変化系の背脂トッピング、また、サイドメニューの半チャーハンもお勧めです。
機会があれば是非、足をお運び下さい。
八幡ラーメンの当サイト紹介ページ
(掲載日付 2021年6月25日)