新潟あっさりラーメンの有名店「三吉屋」の美味しさの秘密に突撃してきました!
こちらのお店は新潟5大ラーメンの一つ「新潟あっさりラーメン」の代表格ともいえるお店です。
歴史は古く、創業は昭和32年となっています。
当時は西堀沿いにたくさん建っていた小屋の一つで営業をしていたそうですが、新潟国体に合わせ西堀を埋め立てる流れで、こちらの場所に昭和39年に移転したとの事です。
【三吉屋の厨房】
左二つがスープ用、右が血抜き下茹で用の鍋となっています。
スープの元となるのは豚の背ガラとゲンコツです。
まずは、血抜きの為の下茹でを行います。
【ゲンコツを割る坂田店主】
ゲンコツ、背ガラ、玉ねぎ、豚肉等を弱火で煮込みます。
隠し味的に使用される煮干しは、えぐみが出ない様に頭を取って使用します。
丁寧にアクを取り除きます。
あっさりながらも雑味のない味わいの三吉屋のスープはこうして作られていきます。
チャーシューに使用するのは豚のモモ肉です。
モモ肉を醤油ダレで煮込みます。
こうする事で、チャーシューに味付けをし、タレには豚の旨味を追加する事が出来ます。
チャーシューの出来上がり
こうして作られた三吉屋の「中華そば」
チャーシューメン
今、新潟のラーメン業界は大いに盛り上がり、様々な新しいラーメンが登場していますが、三吉屋の様な古くから多くの人達に愛されているお店には「変わらない事」が求められています。
「特に変わった事はしていない」
と語る店主の言葉からは、歴史に裏付けされた技術が感じ取れます。
インタビューに応じてくれた三吉屋の坂田店主
古き良き新潟のあっさりラーメンを食べたいという方は、是非三吉屋まで!
(掲載日付 2013年8月29日)