※生や冷凍の肉や骨の写真を掲載している為、苦手な方は見ない事をお勧めします。
ラーメンを作る際、スープには主に豚・鶏等の骨や肉、トッピングのチャーシューでは豚肉や鶏肉が用いられています。
そういった食材をラーメン店に提供しているのが「食肉卸業者」です。
今回は新潟市中央区、西跨線橋脇にある「マルシン精肉」を紹介します。
豚肉、牛肉、鶏肉などを、用途に応じてカットし飲食店に届けます。
【カット前の肉】
ラーメン屋で良く見かける「ロールチャーシュー」を、巻いた状態での提供もしています。
【4キロの豚バラ肉】
専用の機械に肉をセットし、紐で巻いていきます。
仕込む前のロール肉の出来上がり
多くのラーメン店で使用される豚のゲンコツ
ゲンコツは半分に割って使う店、割らずに店など様々ですが、マルシン精肉では半分にカットした状態での提供も可能です。
ゲンコツは割る事で、骨の中にある髄が出やすくなります。
豚の背ガラはゲンコツに比べ、ダシが出やすい素材です。
豚頭(豚の頭の骨)などもあります。
写真左は、皮などを取り除いたもの、写真右は豚の頭そのままの状態で、このまま煮込むお店もあります。
コラーゲンたっぷりの豚足
廃鶏(採卵期間を終えた雌鶏)の鶏ガラ
若鶏に比べ、深みのある出汁が取れます。
廃鶏の丸鶏
若鶏の丸鶏
コラーゲンたっぷりのモミジ
牛骨も販売しています。
関東などではメジャーな牛骨ラーメンですが、新潟ではまだ提供するお店はほとんどありません。
今後、そういったラーメンを提供するお店も増えてくるのでしょうか?
この車が各飲食店に肉や骨を配達しています。
マルシン精肉では業者向け以外にも、個人向けへの販売も行っています。
(小売店の様な店舗販売ではありません)
バーベキュー、すき焼き・しゃぶしゃぶ、焼肉用の販売、豚骨、鶏ガラなどの購入も可能で、宴会や行事などで大量買いする時には、リーズナブルな価格で入手する事が出来ます。
※当サイト管理人もこちらで、ロールチャーシュー用の豚バラ肉、ゲンコツ、背ガラ、豚頭などを購入し、スープ作りなどにトライしてみました。
(豚バラロールチャーシュー作りの記事、豚骨スープ作りの記事、豚骨ラーメンの記事)
ラーメン店では、こうした食肉業者から自分の作りたいスープ、具材に合わせて食材を仕入れ、日々ラーメンを作っています。
多種多様なラーメン店がそれぞれの自慢のラーメンを作っていく上で、幅広い品揃えで安定的に食材を提供出来る食肉業者は欠かせない存在となっています。
【(株)マルシン精肉の詳細】
住所 : 新潟市中央区下所島2-1-10 (桜木インターから西跨線橋左の脇道を入ったところ)
TEL : 025-285-1688
(掲載日付 2014年2月8日)